サッカー日本女子代表MF澤穂希(35)=INAC神戸=が発起人を務める、東日本大震災復興支援を目的にしたチャリティーフットサルイベントが20日、東京都府中市立総合体育館で行われた。
府中市は澤の故郷で、11年のW杯ドイツ大会優勝以降、初めて公にプレーする“凱旋試合”となった。出場した2試合でそれぞれゴール。澤が率いたなでしこジャパンを中心にしたチームは、終盤に出場選手が5人のフットサルで11人がなだれ込む“分身の術”で得点するシーンも。
澤は「皆さんの協力でこういう機会を持てた。(府中から)世界に出る選手が出てくるといいなと思います」と感慨深げだった。