浦和・西川、チームの弱点見つけた!

 「練習試合、浦和1‐2磐田」(9日、指宿いわさきホテル内サッカー場)

 J1浦和が9日、合宿中の鹿児島県指宿市内でJ2磐田と練習試合を行い、主力組が出場した1試合目は1‐2、2試合目も2‐3で敗れた。特に1試合目は先制後に6分間で2失点する失点癖を露呈し、試合後は選手だけの緊急青空ミーティングを行った。今季加入した日本代表GK西川周作(27)は3つの改善ポイントを指摘した。

 練習所脇のサブグラウンドに主力組の選手が座り、反省会が始まった。前半23分にMF柏木が先制した後はゴールを奪い切れず、逆にオウンゴールとミドルシュートで逆転負け。昨年のリーグ戦で何度も繰り返した、簡単に失点する癖をどう直すか、で意見をぶつけ合った。

 西川は昨年の主力を中心にした1試合目に出場。槙野、那須、森脇という守備ラインと初めてタッグを組んだ。浦和移籍後初失点を喫した上に、チームとしても今年初失点・初黒星となったが、「課題が出たのが大事」と笑顔で振り返った。

 敗戦で把握した弱点は3つある。(1)FWとDFの距離が開きすぎる。(2)体力的に厳しい時に守備ラインが下がってしまう。(3)同点にされると慌てて攻め急ぐ。改善点を列挙しながら西川は「勝って終わっていれば話す機会はなかった。負けから学ぶことが大事」と、余裕を見せた。

 反省を生かすも殺すも今後次第。12日に指宿市内で行われる韓国・FCソウル戦で進歩を証明する。

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