「国際親善試合、日本‐ニュージーランド」（５日、国立）

　サッカーの日本代表は４日、東京・国立競技場で、Ｗ杯イヤー初戦となるニュージーランド戦の公式練習を行った。

　主将・長谷部の不在で、ボランチでの先発起用が濃厚なＭＦ山口蛍は、定位置確保へ絶好のチャンスだ。「コンディションは徐々に上がってる。ニュージーランドは（Ｗ杯で当たる）対ギリシャじゃないけど、ロングボールを入れてくる。対処できるようにしたい」と意気込んだ。

　ＭＦ遠藤が左足首痛を抱えているため、ＭＦ細貝らとのコンビも予想される。「誰とやっても大丈夫。（細貝とは）守りのところで似ている感じがする。どこでプレスをかけるとか感覚で分かるし、上がる下がるも感覚で決めていける」と問題なしを強調した。

　「チームに貢献できるように、自分が持っているものを出す」。“ボランチ第３の男”から欠かせない存在へ。Ｗ杯メンバー選出前の最後の代表戦で、ホタルが輝きを増す。