セードルフ監督「時間がよい薬となる」
「イタリア1部リーグ、ウディネーゼ1-0ACミラン」(8日、ウディネ)
イタリア1部リーグ、セリエA第27節ウディネーゼ対ACミランが8日、ウディネのスタディオ・フリウリで行われ、ACミランの日本代表MF本田圭佑は2列目右サイドで先発し、フル出場した。本田にとって2月23日のサンプドリア戦以来、2試合ぶりのスタメンだったが、待望のリーグ戦初ゴールは生まれず、チームも後半の失点で敗れた。以下は試合後のACミラン首脳のコメント。
【セードルフ監督の話】「彼(本田)がイタリアのサッカーを理解できるようになるまで、我慢強く待たなければならない。カリアリ戦とサンブドリア戦ではいいプレーをしてくれた。今日もいくつかいい動きがあった。彼を右サイドでキックオフから起用したことに納得している。(慣れるまでに)時間がよい薬となるだろう」
【ガリアーニCEОの話】「代表マッチの関係で数人の選手をイタリア国外に手放すしかなかった。本田は6日夜にイタリアに戻ってきたばかりだった。でもセリエAの日程は容赦してくれない。彼には時間が必要だ。遠い国からやってきた選手にとって(イタリア・サッカーに慣れるのは)簡単なことではない。だが、彼はいずれにしろきっとうまくやってくれるに違いない。素晴らしい選手なのだから」