神戸5位転落…三木谷会長激励も無得点

 「J1、神戸0-0広島」(3日、ノエスタ)

 神戸は三木谷会長が会場を訪れ、試合前には選手を激励したが、期待に応えられなかった。スコアレスドローに終わり、首位再浮上は果たせなかった。

 前半は神戸のペースだった。同6分、MFウヨンのCKにFWマルキーニョスが頭で合わせたが、ポストに直撃。同26分には、MF森岡がミドルシュートを狙うが、またもバーに阻まれた。

 後半に入ると、徐々に運動量が落ち、相手の5バックに攻めあぐねた。カウンターから攻め込む場面も見られたが、1点が遠かった。無得点は今季初。MF森岡は「疲れもあった。引かれたときの攻め方がチーム全体に落とし込めていない」と話せば、FW小川も「意思の疎通が出来なかった」と反省した。

 4位の浦和、5位の鳥栖が勝ったため、神戸は5位に転落。リーグは6位までが勝ち点2差と大混戦を極めている。安達監督は「目指しているのはタイトル。負けないことは当たり前」と、再浮上を誓った。

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