C大阪5失点で大敗…8強絶望的に

 「ACL・1回戦第1戦、C大阪1-5広州恒大」(6日、ヤンマー)

 ベスト16による1回戦第1戦が行われ、1次リーグE組を2位で通過したC大阪はホームでG組1位の前回王者、広州恒大(中国)に1‐5で大敗した。ホームアンドアウェー方式で、C大阪の第2戦は13日に広州で行われる。E組1位の浦項はG組2位の全北との韓国勢対決を2‐1で制した。

 3年ぶりの8強進出は絶望的となった。C大阪が、昨年王者を相手にホームで5発を献上した。公式戦での5失点以上は、11年9月のアジアCL決勝トーナメント1回戦のアウェー全北(韓国)戦で6失点を喫して以来。悪夢のような大敗だった。

 「恥ずかしいし、情けない。ゴールデンウィーク最後の日にたくさんのお客さんに来てもらったのに…」。日本代表FW柿谷はうつむいた。日本代表のザッケローニ監督が急きょ予定を変更して視察に訪れた。日本協会の原専務理事らも見つめる前でゴールを目指したが、3月18日のACLブリラム(タイ)戦に続く“御前弾”とはいかなかった。

 原専務理事は「動き自体は悪くないが、チーム事情でいろいろポジションを動かされている」と柿谷を気遣った。W杯メンバー発表を12日に控え、残る試合は10日のJリーグのみだが「あと1試合でどうこうより、トータルで判断する」と話すにとどめた。

 次戦は1週間後の13日、広州に乗り込む。勝ち抜けには5得点以上奪っての4点差勝利が必要で、逆転はほぼ不可能な状況だが、柿谷は「やり返すだけ。チャンスがある限り、全力で取りにいくだけ」と言い切った。背番号8は奇跡をあきらめていない

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