未来のなでしこ代表が会場でお手伝い
「女子国際親善試合、日本2-1ニュージーランド」(8日、金鳥スタ)
なでしこジャパンがピッチで戦う傍らで8日、代表を夢見る新人たちが奮闘した。なでしこリーグが3年前から行っている新人研修(8~10日)の一環で、新人選手35人が報道受付や会場イベントのスタッフとして試合の運営に携わった。
これまではマナー研修などがほとんどで、現場研修は今回が初。スタジアム脇に設けられたフェースペインティングのブースには選手9人が参加した。
INAC神戸のMF伊藤美紀(18)は「難しいです。こういう人がいるから試合ができるんだなと分かりました」と、裏方の大変さを体感した。
研修中にも多くのファンから声を掛けられた伊藤は、「いつかは自分もピッチに立って、お客さんを楽しませたい」と活躍を誓った。