浦和・原口FK直訴するも外し途中交代
「J1、大宮0-2浦和」(10日、NACK)
4月の日本代表候補合宿に招集された浦和のMF原口元気(23)は大宮戦にトップ下で先発したものの、無得点で途中交代した。後半、左45度約20メートルで得たFKの場面で、普段は蹴らないキッカー役を直訴。壁に当てたものの、貪欲な姿勢は見せた。
FKについては「あの角度は試合の(流れの)中では決めてる。1点取りたかったから」。後半39分に交代した後、やや不満げにペトロビッチ監督に理由を尋ねたが、「勝ちたかったから」という答えに納得するしかなかった。
12年にはロンドン五輪メンバー落ちを経験した。「ロンドンよりは(心境は)いい。やり切った感はあるので」と興梠、柏木の得点で勝利したこともあり、笑顔だった。