日本代表の欧州クラブ所属選手の９人が１７日、都内で合同自主トレを公開。ＦＷ香川真司（２５）＝マンチェスター・ユナイテッド＝は、ブラジルＷ杯での活躍で、Ｊリーグから直接、欧州のビッグクラブへとパイプをつなげることを誓った。

　世界屈指のメガクラブに所属する香川だからこその感覚だった。「（欧州では）日本の選手で知っている選手は（本田）圭佑くんと（長友）佑都ぐらいだと思う。そういう意味でまだまだ日本代表というのは、世界からしたらそんなに強いチームだとは思われてない」と現状を語る。

　その上で「Ｗ杯はインパクトある大会ですから、日本はすごいチームと証明できたら、Ｊリーグからビッグクラブへの流れがうまくつくれて、もっともっと評価されると思う。Ｗ杯はそれをつかむチャンス」とし、日本国内から直接、欧州のビッグクラブへ移籍する時代到来を望んだ。

　「（本大会後の）反応を最高にするためにも、世界で僕たちをアピールしたい」と意気込んだ。