ブラジル完封のメキシコGKは“無職”
「ブラジルW杯・A組、ブラジル0-0メキシコ」(17日、フォルタレザ)
メキシコ代表GKオチョアが、GKでは今大会で初めてマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。
前半25分にFWネイマールのヘディングシュートを横っ飛びしてゴールライン上で弾き、後半も好セーブを連発したオチョアだが、今季所属のACアジャクシオ(フランス)とは契約切れで現在のところ所属チームなしの状態だ。
18日付スペイン紙アスなどによると、現在、EU圏内選手として新チームを探すために二重国籍を申請中。「ワールドカップのブラジル戦で、僕の人生で最高の試合。こういった舞台で自分の能力を示したかった」と誇らしげに語ったオチョアにとって、この試合は結果として最高の“就職活動”となったに違いない。