レアルの“伝説”ディステファノ氏危篤
サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードの元選手で現在同クラブの名誉会長、アルフレド・ディステファノ氏が5日午後、ベルナベウスタジアム近くの路上で心停止状態となりマドリード市内の病院へ緊急入院、昏睡状態となっている。6日、スペイン紙マルカが伝えた。
病院の発表では心停止は18分続き、現在は深刻な状況ではあるが状態は安定しているという。フロレンティノ・ペレス会長が入院先に駆けつけるなど周囲が慌ただしい状態となっている。
ディステファノ氏は先週88歳の誕生日を迎えたばかり。選手時代に所属したレアル・マドリードでは1953-64の9年間にチャンピオンズリーグ5連覇に貢献、個人としてはバロンドールを2回受賞するなど、ペレやマラドーナらと並んで歴代最高の選手の1人とされている。