小野が加入後初出場した札幌はドロー
「J2、札幌1-1大分」(20日、札幌ド)
元日本代表MF小野伸二(34)が加入後初出場した札幌は大分と1‐1で引き分け、ともに勝ち点31とした。首位の湘南は熊本を2‐1で下し、勝ち点を63に伸ばした。前節2位の磐田は東京Vに1‐2で敗れ、3位に後退。長崎に2‐0で快勝した松本が勝ち点46で2位に浮上した。
ウエスタンシドニー(オーストラリア)から加入したMF小野のプレーを見ようと、札幌ドームは今季最多の2万人を超える観衆で埋まった。左の攻撃的MFで先発し、12年7月以来となるJリーグのピッチで攻撃のリズムをつくったが、試合は引き分け。「勝ち点3をサポーターにプレゼントできず悔しい」とさえない表情だったが、衰えない足技と人気健在を印象づけた。