シャルケ内田、右膝炎症で離脱

 サッカーのドイツ1部リーグ、シャルケ所属でW杯ブラジル大会の日本代表DF内田篤人(26)が、右の膝蓋腱(しつがいけん)の炎症で、2、3週間プレーできない見通しであることが分かった。21日付専門誌キッカーが報じた。

 W杯後の休暇を終えて16日にチームに合流し、17日の練習で痛みを訴えて診断を受けたという。8月下旬開幕のリーグ戦に向け、今月21日からドイツ南部グラッサウで行われる合宿には同行するが、当面はリハビリメニューとなる予定。

 同誌は「早すぎたW杯出場のつけ」との見出しを掲げ、ことし2月のリーグ戦で右太ももの肉離れと右膝周辺の腱(けん)を痛めた内田が、W杯に間に合わせるためにクラブが勧めた手術を回避して日本で治療やリハビリを受けたことや、ケラー監督がW杯前に「スピード回復のため、またすぐ負傷する可能性もある」と指摘していたことなどを紹介した。

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