G大阪4発!パトリック移籍後初ゴ~ル

 「J1、G大阪4-0清水」(23日、万博)

 G大阪はブラジル人FWパトリック(26)の移籍後初ゴールなどで清水に4‐0で圧勝した。広島は柏に5‐2で勝ち、5位に上がった。C大阪は甲府と0‐0で引き分け、5試合勝ち星なし。首位の浦和は最下位の徳島に2‐0で快勝し、J1新記録となる7試合連続無失点とした。今季初の4連勝で勝ち点35とした。3位の川崎は2位鳥栖に1‐0で競り勝った。

 “攻めのガンバ”復活の兆しだ。今季最多の4得点で2戦連続の完封勝利。加えて期待の大型FWが結果を出した。7月初旬に加入し、19日の甲府戦では途中出場だったFWパトリックが先発起用に応えた。

 後半11分、右サイドから攻め上がったDF米倉のクロスを倒れ込みながら頭で押し込んだ。ホームのサポーターの目の前で移籍後初ゴール。すぐにゴール裏へと駆け寄り、喜びを爆発させた。

 前半6分にMF阿部がこぼれ球をズドン。9分にはパトリックのアシストでMF大森がネットを揺らし2点を先制した。しかし、その後が続かず、追加点の欲しい時間帯にパトリックのゴールが生まれた。長谷川監督は「勢いの出る勝ち方ができた」と助っ人の働きを評価した。

 初出場した甲府戦は3歳の息子・フェリピくんの誕生日だった。バースデー弾を狙ったが、果たせなかっただけに、この日は「取れて安心した」と、4日遅れのプレゼント弾に胸をなでおろした。

 終了間際の後半43分には途中出場のFWリンスがダメ押し。点取り屋たちのアピール合戦は熱を帯びてきた。「次の先発を悩むくらい活躍してほしい」と話していた長谷川監督。ぜいたくな悩みが増えた。

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