本田27メートルFK弾!伊紙べた褒め

 「親善試合、バレンシア2‐1ACミラン」(17日、バレンシア)

 サッカーの練習試合、バレンシア(スペイン1部)‐ACミラン(イタリア1部)が17日(日本時間18日)、スペインのバレンシアで行われ、ACミランの日本代表FW本田圭佑(28)が前半27分、FKによるゴールを決めた。本田は3トップの右サイドで先発出場し、フル出場。試合は1‐2で敗れた。

 敵地で存在感を見せつけた。ミランニュース.itなどによると、本田はパッツィーニ、エルシャーラウィとともに3トップを組み、右サイドで先発。見せ場は前半27分にやってきた。

 ゴールまで約27メートルのFK。ボールはゴールポストの内側をたたき、吸い込まれた。同点弾に、インザギ監督は「うまくFKを蹴ったと思う。サプライズではない。いい練習をしているし、クオリティーもテクニックもある」と評価した。

 普段は辛口のイタリア紙も褒めちぎった。18日付のコリエレ・デロ・スポルトは、チーム内で最高の6・5点をつけ「間違いなく、この日本人が前半のミランの最優秀選手」とたたえ、ガゼッタ・デロ・スポルトも「慣れた右サイドでプレー、なかなかの出来」と評した。

 バロテリとニヤングが体調不良のため遠征に不参加。メネスが先発できる状態ではなく、FWの選択肢が限られていた状況とは言え、本田がきっちりと結果を出した。

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