バロテリ代理人がリバプールと交渉か
サッカーのイタリア1部(セリエA)ACミランのFWバロテリがイングランド・プレミアリーグのリバプールにレンタル移籍される可能性が出てきた。21日のイタリア主要スポーツ紙が報じた。
バロテリの代理人、ミノ・ライオラ氏が20日、ロンドン入りしたという。コリエレ・デロ・スポルト紙によると、リバプールの条件はレンタル料400万ユーロ(約5億5000万円)で、買い取りオプション1500万ユーロ(約20億7000万円)付き。しかし、ミラン側はバロテリには移籍金1800万ユーロ(約24億8400万円)の価値があるとし、不服だという。
ミランのガリアーニCEОは、イタリア通信社ANSAの取材に対し「現時点ではリバプールからのオファーは届いていない。なので、交渉はしてない」としながらも「メルカート(移籍市場)は9月1日締め切りなので様子を見ようではないか」と意味深な発言をした。
コレエレ紙によると、ミランはリバプールから受け取る金額で、イタリア代表FWでトリノのチェルチを獲得するために本格的に動き出すのではないか、とみている。また予想フォーメーションでは、チェルチを右サイドに入れている。
チェルチがミラン入りすれば、また日本代表MF本田圭佑に強力なライバルが増えることになりそうだ。