バロテリ移籍 本田に“試練”の可能性

 イタリア1部リーグ(セリエA)、ACミランのイタリア代表FWバロテリのリバプール移籍がほぼ確実となった。これによって、攻撃陣の顔ぶれが大きく変わる可能性が高くなり、所属する日本代表МF本田圭佑にとっては、今季も厳しいシーズンになりそうだ。

 22日付イタリア主要スポーツ紙の報道によると、ミランはバロテリに代わるセンターフォワードとして、FCポルトのコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスの獲得に動くと見られている。トリノのイタリア代表FWアレッシオ・チェルチ、パリ・サンジェルマンのМFアドリアン・ラビオらの獲得も考えられ、本田にとっては、ますます競争が激しくなることが予想されるという。

 マルティネスは昨季、ポルトガル・リーグ30試合に出場して20得点と活躍、年俸が65万ユーロ(約8900万円)から200万ユーロ(約2億7600万円)と3倍にアップした27歳の成長株。移籍金は3000万ユーロ(約41億円)から3500万ユーロ(約48億円)と高額で、ミランがバロテリの件で手にした2000万ユーロ(約27億6000万円)とは大きな差があり、今後の交渉が注目されている。

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