村井チェアマン「制裁は総合的に判断」
23日のJ1の試合中に横浜Mのサポーターが川崎の選手にバナナをかざす差別的な行為をした問題で、Jリーグの村井満チェアマン(55)が25日、見解を述べた。
この日、横浜Mの嘉悦朗社長から直接報告を受け「浦和の問題もあって、差別をなくすためにやってきただけに本当に残念」と話した。裁定委員会からの答申を受け、近く制裁を決めるという。
制裁の内容については「(最初に差別行為で制裁を受けた)2010年の浦和が基準。当時に比べて差別に対して社会が厳しい目を持っている。総合的に判断したい」。10年5月、相手選手への差別的発言などがあった浦和に対し、リーグはけん責と500万円の制裁金を科した。