ジダン氏、監督ライセンス問題で処分か
サッカー元フランス代表選手のジネディーヌ・ジダン氏が、監督ライセンスがないまま現在レアル・マドリード(スペイン)の2軍チーム、カスティージャを指揮しているとしてスペイン協会が調査、最長で6カ月の活動停止処分を受ける可能性がある。
19日のスペイン紙マルカによると、スペイン監督委員会などの訴えで、同協会の競技委員会が調査して対応を検討しており、規定に照らし合わせると4~20試合、または1~6カ月の活動停止処分が下されることになる。
カスティージャの監督構成はライセンスを持つスタッフが名義上監督として登録され、ジダン氏はスタッフの一人ということになっているが、実際には同氏が第1監督の役目を果たしており、同業者から問題視する声が上がっている。
国内3部リーグに相当する2部Bで3連敗のあと、先週末に初勝利を挙げたジダン氏だが“監督”としての船出は苦難続きとなっている。