ふくらはぎ問題の長友ベンチから外れる

 「イタリアリーグ、インテル・ミラノ2-2ナポリ」(19日、ミラノ)

 サッカーセリエA第7節インテル・ミラノ対ナポリが19日、ミラノのサン・シーロ・スタジアムで行われたが、インテルの日本代表DF長友佑都はベンチ・メンバーから外れた。ふくらはぎに問題があり、同日午前の最終チェックで無理だと判断されたためだという。長友がベンチにも入らなかったのは今季初めて。試合は2-2で引き分けた。

 マッツァーリ監督が後半、退場処分になったため、アウジリオ技術部長が試合後に対応し、次のように説明した。「代表の試合後、ふくらはぎに問題を抱えて戻ってきた。(今日の試合までに)よくなるだろうと推測されていたものの今朝、最終的にリスクを避け大事を取った方がよいと判断された。フィジカルに問題を抱えた選手を使うより、(右サイドフハーフで先発した)オビのような選手の方が適していた。だが重傷ではない。数日で復帰するだろう」。

 しかし有料放送SKYの見解はやや異なっている。「マッツァーリ監督は長友によって困難に陥れられた。故障によってだけではない。同監督は、ふくらはぎの筋肉疲労の日本人(長友)を起用できると信用していた。それに反して最終テストはネガティブな結果だった。これによって、同監督はオビを使うという別の解決方法を試さなければならなくなった」と、同監督と長友との間の意思の疎通がうまくいっていなかったとみている。オビは右SHでの経験はなく、同監督としてはナポリとの大一番に思い切った選手起用を強いられた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス