G大阪止まった…柏に敗れ8連勝ならず

 「J1、柏1-0G大阪」(22日、柏)

 17年ぶりの8連勝を狙ったG大阪は柏に0-1で敗れ、連勝がストップ。首位・浦和との勝ち点差は5に開いた。浦和は甲府と0-0で引き分け、川崎は小林の得点などで鳥栖に2-0で勝ち、3位に浮上した。徳島はC大阪に1-3で敗れて最下位が確定し、J2降格が決まった。FC東京は広島に、横浜Mは大宮に勝った。残留を争う清水は新潟を下して15位に上がった。

 G大阪の快進撃が止まった。17年ぶりの8連勝を狙ったが、終了間際に失点。FW宇佐美貴史(22)は「いつかは止まるもの」と話したが、その幕切れはあまりにもあっけなかった。

 後半45分、引き分けに持ち込み、勝ち点1で耐えようかという時間帯だった。右サイドを崩され、最後はMF太田が右足でズドン。その瞬間、ガンバ戦士の時が止まった。

 決定力に欠けた。「決めていれば問題なく勝てた」とMF今野は振り返る。前半28分には、MF遠藤がドリブルで中央を進み、ミドルシュートを放つも、ポストを直撃。後半24分には、宇佐美がMF今野とのワンツーでゴール前へ抜け出すも決めきれず。エースも「あそこで決めていれば展開は変わった」と唇をかんだ。

 12年以降、これで柏戦は1分け6敗となった。“鬼門”を突破すべく、強い気持ちで挑んだ分、前半で3枚のイエローカードが飛び出し、後半ロスタイムにはDF岩下が一発退場するなど激しい試合となったが、勝利への執念は空回りした。

 首位との差を縮め続けていただけに、今野は「ズッシリこたえる」と話したが、落ち込んでいる時間はない。中3日でFC東京戦が控える。「残り5試合、また連勝していければ」と遠藤。逆転Vへ勝つしか道はない。

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