初の欧州視察へ アギーレ監督 単身渡欧

 サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督(55)は、2-1で勝ったオーストラリア代表との年内最後の国際親善試合から一夜明けた19日、就任後初の欧州視察に向け、関西国際空港から出発した。単身で渡欧し、再来日する12月上旬まで海外組を視察する。

 23日には、FW本田圭佑(ACミラン)とDF長友佑都(インテル・ミラノ)が“ミラノダービー”で対戦する可能性もある。自宅のあるスペインを拠点に英気を養いつつ、海外組の状態をチェック。指揮官は「視察予定は欧州に着いてから決める」と話した。

 国内での視察や、代表活動中は通訳を介して選手とコミュニケーションを取るが、今回は通訳を連れて行かない。英語とスペイン語を操るだけに、欧州の各クラブとの意思疎通に問題はない。アジア杯のメンバー選考へ、“抜き打ち”で視察する可能性もありそうだ。

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