フォルラン C大阪批判「2カ月話なし」
J2降格が決まったC大阪の元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(35)が3日(現地時間)に母国ウルグアイのTV局が行ったインタビューでチームへの不満を漏らした。
約45分間に及ぶインタビューの中でフォルランは「勝敗へのプレッシャーを感じていない」などとチームメートを批判した。また、同い年のDF新井場らが話し掛けていたにもかかわらず、「2カ月間誰とも話をしなかった」と自身が孤立していたとも主張した。
フォルランはクラブに無断で取材に応えており、4日になってクラブ側も事実を把握したばかり。規律に反する行為に宮本強化本部長は「(インタビュー内容を)確認しないといけない」と話し、近日中にも“事情聴取”を行う考えを示した。ただ、処分などは検討していないという。
この日、フォルランは足の張りを訴え、次節大宮戦(6日、NACK)に向けて大阪市内で行われた全体練習には参加せず、室内トレーニングのみで切り上げた。大熊監督は「明日の状態を見てから」と話したが、3試合連続ベンチ外となる可能性も浮上した。
事実上の構想外となっているフォルランだが現在、他クラブから正式なオファーはない。来年6月末までの残留が基本線だが、自身の去就については「分からない」とも明言を避けている。オファーさえ届けば退団の流れが一気に加速しそうだ。