アギーレ監督、連覇へ「競技に集中」

 日本サッカー協会は15日、2連覇がかかるアジア・カップ(来年1月9~31日・オーストラリア)に出場する日本代表23人を発表した。

 アギーレ監督は臨戦態勢だった。就任から6戦で、アジア勢との対戦は11月のオーストラリアとの親善試合だけだが「アジアの中で戦う準備はできている」と言い切った。同席した日本協会の霜田技術委員長は準備期間の短さから「ノルマは設けていない」としたが、指揮官の目は頂点を見据える。

 就任後、初招集となったMF清武についても「ずっとチェックしていた。複数のポジションをこなせる選手で、難しいリーグでレギュラーとして活躍しているので、代表に値する」という。

 スペイン1部リーグ時代の八百長疑惑について、スペインのスポーツ紙が報道した中、「大会を指揮するにあたり、私は競技に集中して臨みたい」と話した指揮官。連覇に向けての挑戦が始まる。

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