フォルラン半年後に母国リーグ移籍か
サッカーのウルグアイリーグ・ペニャロールが同国代表FWフォルランに対し、所属しているC大阪との契約が満了してフリーになる今年半ばに獲得オファーを出す考えだという。4日までに同国のスポーツ紙オバシオンが伝えた。
現在、フォルランが滞在しているウルグアイのリゾート地、プンタ・デル・エステには、ペニャロールのダミアーニ会長ら多くのクラブ幹部も滞在しているが、これまでに両者は接触していないという。フォルランがC大阪で得ている高額年棒(14年は6億円)がネックになっており、さらにペニャロールも多くのベテラン選手を抱えているため、今すぐに移籍する可能性はほとんどないとしている。
ただし、フォルランが日本で契約を終える半年後には、ペニャロールも若手に切り替える方針があり、抜群の実績を誇るストライカーを迎える体制が整う見込み。フォルランは今季後半、C大阪で出場機会に恵まれず、チームも2部(J2)に降格したため「退団」を希望しているとされる。ウルグアイのメディアに対し「帰国するのなら行き先はペニャロール」と公言するなど、ユース時代を過ごした出身クラブに対して“ラブコール”を送っていた。