メッシ自ら“失言”フォローで移籍否定
スペインリーグ、バルセロナのFWリオネル・メッシが12日、スイス・チューリッヒでの「FIFAバロンドール2014」の受賞式に出席し、改めて「(バルセロナを)出ることなんて考えていない」と移籍の可能性を否定した。エル・ムンド・デポルティボなど13日付スペイン各紙が報じた。
メッシが従来のコメントを繰り返す必要に迫られたのは、式前の会見で「来年、僕がどこにいるか分からない」と新天地に移る可能性を示唆したため。メッシは「サッカーの世界では将来何が起こるか分からないという意味で言ったこと」と自身の発言を説明した。
ただ、式典では“天敵”とされるルイスエンリケ監督がビデオ出演してメッシに対するメッセージを送ると固い表情に。その後、MFアイマールがスクリーンに登場すると一転してリラックスした笑顔を見せただけに、監督との緊張関係を浮き彫りにする格好になった。
なおメッシはクリスティアノ・ロナウドのバロンドール受賞について「(Cロナは)去年、重要なものを勝ち取った」と受賞に相応しいとした。