サッカースペイン１部リーグ、レアル・マドリードがブラジルＵ-２３代表ＭＦルーカス・シウバ（クルゼイロ）と事実上の合意に達した。２２日のスペイン紙マルカが伝えているもので、近く正式発表される。

　両クラブ間で合意に達したという。新契約は６年。これまで大筋で選手の移籍を認めていたが、クルゼイロは１５００万ユーロ（約２０億５０００万円）の移籍金を要求。一方のＲ・マドリードは１２００万ユーロ（約１６億４０００万円）を主張しており金銭面で調整を残していた。

　なおＲ・マドリードは欧州の主要クラブが競って引き抜きを画策していた１６歳のノルウェー１部ストレームスゴトセトＭＦマルティン・ウーデゴールを獲得した。本拠地スタジアム、ベルナベウで選手の入団会見が行われる。契約期間はこちらも６年、移籍金は２００万ユーロ（約２億７０００万円）となっている。

　Ｒ・マドリードはこれまでにスペインＵ-１９代表のＭＦマルコ・アセンシオ（マジョルカ）、アヤックス下部組織出身でありオランダで将来を期待されている１６歳のＭＦミンク・ピータースを獲得。１０代後半から２０代前半の世界のトップ選手をマドリードに結集させている。