アギーレ監督バカンス出発 再来日は…

 サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が29日、休暇のために自宅のあるスペイン・マドリードに向けて羽田空港発の航空機で離日した。

 夫人と次男を連れて機上の人となった指揮官は、スペインと母国のメキシコなどでバカンスを過ごし、3月のJリーグ開幕前に再来日する予定。空港では居合わせた旅行客の呼び掛けに手を上げる場面もあり、リラックスした表情だった。

 一方、スペイン検察庁から告発を受けている八百長疑惑についての進展はなし。スペイン国内では、バレンシアの裁判所が告発を受理したとの報道もあるが、この日、神戸市内で行われたFIFAメディカルセンターの認定式に出席した協会の原専務理事は「アギーレ監督の弁護士も通じて確認していますが、(受理は)聞いていないですね」と語った。

 原専務理事は、28日に指揮官が準々決勝で敗退したアジア杯の報告を大仁会長に行った際にも同席。内容については「いろんな話をした。結果は残念だったけど、日本の力はもっとあると彼(アギーレ)も話していた」と説明した。

 検察庁の告発が正式に受理されれば、2月中にも裁判所へ出頭が求められる可能性がある。現時点では大仁会長は“条件付き続投”を明言しているが、告発受理が確認されれば一気に解任に傾くことも予想される。予断が許さない状況であることに変わりはない。

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