山口がC大阪2年連続キャプテン
J2・C大阪は7日、大阪市内で「サポーターズコンベンション」を開き、元日本代表MF山口蛍(24)が昨季に引き続き主将を務めることを発表した。
チーム始動直後にアウトゥオリ新監督から主将就任を打診されたという山口は「監督の信頼、思いを感じた」と2年連続の重責を担う決意を固めた。
昨季は自ら志願してキャプテンマークを巻いたが、右膝半月板手術によってシーズン終盤を棒に振り、降格をピッチ外から眺めることしかできなかった。
使命感と夢の狭間で揺れている。「試合に出続ける姿でチームを引っ張りたい」と話す一方、今夏の欧州移籍封印については「今の段階では何も言えない」と明言を避けた。ただ、昨オフには国内クラブからのオファーに対してその場で断りを入れるなどクラブへの愛着に偽りはない。
負傷も癒え、和歌山キャンプではフルメニューを消化した。「しっかり戦って、チームをJ1に上げたい」。山口は自らに言い聞かせるように言葉を結んだ。