ホドル氏が日本代表監督を断る
サッカーの元イングランド代表監督で現役時代にトットナムなどで活躍したグレン・ホドル氏(57)が、日本代表監督就任の打診を断ったと8日までに英デーリー・メール紙(電子版)が報じた。自らのビジネスと家族の問題が理由という。日本代表はアギーレ前監督が八百長関与疑惑で解任され、後任探しが進められている。
ホドル氏は監督時代に1998年W杯フランス大会でイングランドを決勝トーナメント進出に導き、トットナムで指導経験もある。
またイタリアのANSA通信は7日までに前イタリア代表監督のチェザーレ・プランデリ氏(57)が日本代表の監督就任を打診されたが、断ったと報じた。オファーは同日にあり、早急な回答を求めるものだったという。
プランデリ氏は2012年欧州選手権でイタリア代表を準優勝に導いたが、昨年のW杯は1次リーグで敗退して辞任。W杯後に率いたガラタサライ(トルコ)も解任された。今回の打診については「とても光栄に思うが、受ける気にはなれない」と話している。