ハリルホジッチ氏に代表監督就任要請へ

 日本サッカー協会は日本代表の次期監督として、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のバヒド・ハリルホジッチ氏(62)に就任を要請することが27日、関係者への取材で分かった。昨年のW杯ブラジル大会でアルジェリア代表をベスト16に導いた同氏との本格交渉に臨むため、霜田正浩強化担当技術委員長が26日に自宅のあるフランスへ向かった。

 ハビエル・アギーレ前監督の解任後、後任選定作業に着手した霜田委員長は、複数の候補者の情報収集や下交渉を終えて21日にパリから一時帰国。22日には緊急の技術委員会で候補者を絞り込んで交渉の優先度を確認した。25日に大仁邦弥会長と会談し、ハリルホジッチ氏を最優先とすることで了承を得た。

 ハリルホジッチ氏は現在監督を務めておらずフリーな立場のため、交渉次第では早期に合意する可能性もある。ただ、日本協会が用意した年俸は2億5千万円前後とみられ、他のオファーもあるというハリルホジッチ氏が求める条件を満たせるかは不透明だ。破談のリスクも考慮して一本化には至っておらず、元デンマーク代表でラフウィヤ(カタール)監督のミカエル・ラウドルップ氏(50)や、元J1鹿島監督でパルメイラス(ブラジル)の監督を務めるオズワルド・オリベイラ氏(64)も候補に残っている。

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