「富士ゼロックス・スーパーカップ、Ｇ大阪-浦和」（２８日、日産ス）

　国内サッカーシーズンの本格的な幕開けを告げる「富士ゼロックス・スーパーカップ」の前日練習が２７日、会場の日産スタジアムで行われた。

　敵地・韓国で行われたＡＣＬから中２日で迎えるゼロックス杯。前日練習を行った浦和のピッチには水原戦で先発したＦＷ石原、ＭＦ宇賀神、ＤＦ橋本の姿はなかった。攻撃陣もＦＷズラタンらに変わり、ＦＷ李忠成らが先発する見込みで、最大６人が入れ替わる可能性がある。

　今季の新加入選手は１１人。積極補強が“ターンオーバー”を可能にした。ＤＦ槙野は「（２４日にＡＣＬを戦ったＧ大阪より）僕らの方が１日少ない。総力戦になる」と意気込めば、ペトロビッチ監督は「（新たに起用する選手が）前からいる選手と同じパフォーマンスをしてくれれば成功」と語る。チーム力を結集させ、昨季、優勝をさらわれた宿敵との戦いを制する。