新体制のFWは…戦術次第で人選変更も

 日本サッカー協会の霜田正浩技術委員長(48)は5日、都内のJFKハウスで、W杯ブラジル大会でアルジェリアを16強に導いたバヒド・ハリルホジッチ氏(62)を、次期日本代表監督として12日の理事会に推薦することを明らかにした。

 アギーレ前日本代表監督は、4-3-3を基本布陣に設定。アジア杯では、4試合すべてで中央に岡崎慎司(マインツ)、左サイドに乾貴士(フランクフルト)、右サイドに本田圭佑(ACミラン)を配置した。

 アギーレ体制下で一貫して代表に入り続けたのが武藤嘉紀(FC東京)。就任2戦目となった9月のベネズエラ戦では、自身にとっての国際Aマッチ初得点も記録。アジア杯では、スーパーサブとして全4戦で途中出場した。

 ハリルホジッチ氏は、アルジェリア代表やコートジボワール代表で、複数の布陣を使いこなした。新体制の基本布陣は不明だが、戦術次第では、高さのある豊田陽平(鳥栖)らも代表入りを果たす可能性もある。

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