遠藤 ホーム通算700得点決める

 11年ぶりに2ステージ制を取り入れる明治安田J1は7日に開幕し8試合が行われる。連覇を狙うG大阪は6日、FC東京との開幕戦へ向けて大阪府吹田市内で練習した。J1通算100ゴールまであと7に迫るMF遠藤保仁(35)は今季での達成を誓った。通算直接FK弾でもトップタイの実力者が、チームのホーム通算700得点となるメモリアルゴールで開幕ダッシュへと導く。

 G大阪で迎える15度目の開幕が来た。主将の遠藤は「いいモチベーションで臨めると思う」と力強く語った。

 今季はリーグ開幕を前にACLで連敗するなど、公式戦3試合でなかなか結果が伴っていない。それでも遠藤は「試合をしている分アドバンテージはある」ときっぱり。昨季チームは3冠を達成した。ディフェンディング王者として臨むシーズンへの手応えは十分あると主張する。

 自身は現在J1通算93ゴール。大台の100までは背番号と同じ、あと7で「そこまでいければうれしい。ゴールに絡むプレーをしていかないと」と今季中の更新を見据えた。

 “遠藤弾”の代名詞でもあるFKでは昨季、通算直接FKゴール数で中村俊輔に並びトップになった。「(感覚は)やればやるだけつかめてくる。セットプレーからもたくさん点が取れるように安定していいキックをしたい」と単独首位へも貪欲だ。長谷川監督は今季の課題に「セットプレーの精度」を挙げており、遠藤の“単独首位浮上”を願う。

 それに加えてチームのホーム通算得点は699。今季の開幕1号はそのままホーム通算700得点のメモリアル弾となる。遠藤は「誰が取ってもいいけど」と控えめにかわしつつ、「勝ちにつながるプレーを。いいスタートを切るためにはハードワークも必要」と、全力投球を約束した。

 ガンバ戦士としてJ1通算400試合に出場した大黒柱が踏み出す401歩目。「連覇はもちろん目標の一つです」。胸に光る星を三つ増やした王者が、節目のゴールとともに華々しい幕開けを果たす。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス