開幕フォル弾!C大阪のJ1復帰を予言
「J2、東京V1-1C大阪」(8日、味スタ)
C大阪のFWディエゴ・フォルランが開幕弾を決めた。0-1の後半34分、ゴール左寄り約20メートルのFK。MF扇原が小さく出して壁をずらすと、鋭く右足を振り抜いた。「GKから一番遠いところを狙った」という一撃は、壁に当たってコースが変わり、ゴール左隅へ吸い込まれた。
昨年8月16日の川崎戦以来204日ぶりにネットを揺らした背番号10は、雄たけびを上げ喜びを爆発させた。
敵地でチームに勝ち点1をもたらし、アウトゥオリ監督は「期待に応えてくれた」と評価したが、数々の決定機を逃したことも事実。再び輝きを取り戻したとは言い難い。
「きょうの試合を続けていけば、サポーターと喜び分かち合えるシーズンになる」とJ1復帰を“予言”した。契約の残る7月末まで、一つでも多くのゴールを積み上げる。