クラシコ戦前予想ではバルサ優勢
「スペインリーグ、バルセロナ-R・マドリード」(22日、バルセロナ)
サッカースペイン1部リーグの最注目カード、バルセロナ対レアル・マドリードが22日(日本時間23日)に行われる。リーグ首位に立ち、ホームで戦うバルセロナが戦前予想で優勢と見られている。
22日のスペイン紙マルカによると、バルセロナは2015年初戦のレアル・ソシエダ戦に敗れたが、以降は好調そのもの。公式戦18試合で17勝1敗と調子を上げてきている。ルイスエンリケ監督は会見で「永遠のライバルとの試合でほかとは違うもの。また順位が近く、直接対決の結果やゴールアベレージの要素も関係してくるからとても大事だが、でも決定的なものではない」と、R・マドリードとの対戦がリーグ優勝に直結するものにはならないとした。
対するR・マドリードは2月のアトレチコ・マドリードとのダービー戦で0-4と完敗。3月に入っても1日のビリャレアル戦で1-1の引き分け、続く7日のビルバオ戦では0-1で敗れ、手痛い取りこぼしが続き首位の座を明け渡している。アンチェロッティ監督は「引き分けで良しとするつもりはない。私たちにはこの試合に勝つだけの能力があると思う。自分のクビを賭けて戦うことになるとは思わない」と巻き返しを誓っている。