Cロナ、審判を「泥棒」扱いしていた
サッカーのスペイン1部リーグ、レアル・マドリードのFWクリスチアノ・ロナウドがPKに相当する場面で逆に自身がイエローカードを提示されたとし、その後のゴールパフォーマンスで審判を「泥棒」だと“反撃”に転じていたことが分かった。10日のスペイン紙マルカなどが報じた。
問題のシーンは8日のラージョ・バリェカノ戦の後半12分での先制ゴールの場面。ゴールを決めたロナウドは、右手首をひねりながら手の平を閉じる「泥棒」を意味するジェスチャーを見せた。同時に苛立ちをぶつけるように「盗みだ」と叫んでいたことがスペインテレビ局のカメラ映像で分かった。
“伏線”は先制点を挙げる前の後半5分。敵のエリア内にドリブルで侵入したロナウドが相手選手に倒されたものの、主審はPKを引き出すための行為だと判断してロナウドに警告を与えたものだった。なお、試合は2-0でレアルが勝利を収めている。
レアルは9日、このイエローカードの取り消し申請をスペイン協会に行い、ロナウドの次節出場停止を回避する考え。