サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ元監督（６２）が、５月４日にベストアメニティスタジアム（佐賀県鳥栖市）で開催される親善試合で、九州ゆかりの元Ｊリーガーチーム「九州レジェンズ」の監督を務めることが１５日分かった。イタリア１部リーグ（セリエＡ）・ユベントスのＯＢチーム「ユベントスレジェンズ」との対戦で指揮する。

　同氏は代表監督就任直前の２００９－１０年シーズンにユベントスの監督を務めている。親日家としても有名で、九州レジェンズ側の打診に「日本にはたくさんの仲間がいるし、私にとって、とても大切な場所。喜んで引き受ける」と快諾した。

　大物監督に引き寄せられるように「九州レジェンズ」には大物元Ｊリーガーが続々と集結。Ｊ１広島などでプレーした元日本代表ＦＷ久保竜彦（３８）＝廿日市ＦＣ＝や、ＦＫの名手だった元日本代表ＭＦ三浦淳寛氏（４０）らの参加が決定。「ユベントスレジェンズ」にも元フランス代表ＦＷのトレゼゲ氏（３７）や、１９９０年Ｗ杯イタリア大会で得点王に輝いた元イタリア代表ＦＷスキラッチ氏（５０）らが参戦予定。

　昨年のＷ杯ブラジル大会以降休養中のザッケローニ氏だが、１日限りの“現場復帰”は大きな話題を呼びそうだ。