レアル会長使い回しスピーチで監督解任

 サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が場当たり対応で監督更迭?カネロ・アンチェロッティ監督の続投がないことを発表する25日の会見で以前別の監督クビ切りで使ったフレーズを繰り返していたことが分かった。26日のスペイン紙マルカが伝えた。

 ペレス会長は会見で「アンチェロッティはクラブ幹部会や私、さらにファンからの愛情を勝ち取ったが、(レアル監督としての)要求の高さは最大で、我々は新たな推進力を必要としている」と話した。これは2009-10季に1季限りで退任することになったペジェグリーニ監督(現マンチェスターC)の解任理由と同じものとなっている。

 なおペレス会長はその会見で「次の監督がスペイン語を話すのならより良いってことになるかもしれない」とコメントしており、スペイン人で現在ナポリを率いているベニテス監督の就任の可能性がより現実的になった。新監督は来週発表される予定になっている。

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