なでしこ攻撃重視“1点の重みすごい”

 「女子W杯カナダ大会1次リーグ、日本-スイス」(9日、バンクーバー)

 女子W杯カナダ大会で2連覇に挑む日本代表は2日、バンクーバーで午前と午後に2度の練習を行い、MF宮間あや(岡山湯郷)やFW大儀見優季(ウォルフスブルク)らが攻撃を中心に精力的に体を動かした。現地入り2日目で本格的な調整が始まり、午前はシュート練習など、午後は1対1の仕掛けやクロスからの攻撃などに取り組んだ。

 佐々木監督が厳しい視線を送る中、さまざまな攻撃パターンを確認した。午前はヘディングシュートやミドルシュートに取り組んだ。午後はより実戦的になり、守備役を付けて1対1の仕掛けやサイド攻撃、カウンターを試した。これほど攻撃を重視した内容は5月18日に始まった合宿を通じて初めてだ。

 5月下旬のニュージーランド、イタリアとの国際親善試合2連戦はともに1点止まり。監督が「われわれの病気かもしれない」と懸念したゴール前での消極性にメスを入れた。澤は「世界大会は1点の重みがすごい。練習でやったことを試合でも生かせるようにしたい」と本番を見据えた。

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