FC東京が豪代表FWバーンズ獲得
FC東京は8日、オーストラリア代表FWネーサン・バーンズ(27)と、スペイン人FWサンダサ(30)を獲得したと発表した。今季J1で10得点を挙げたFW武藤嘉紀(22)が、今夏にドイツ1部のマインツへと移籍。エースが抜けた穴を埋める実力者たちが東京に加入した。
背番号「16」に決まったバーンズは昨季、オーストラリアのAリーグで20試合13得点を挙げてMVPを獲得。今年1月のアジアカップでも、地元開催の母国の優勝に貢献した。
クラブは攻守にハードワークし、チームを助けてきた武藤と同タイプの選手として補強した。バーンズはその重責について「武藤のような選手はなかなか見つからない。彼のドイツでの成功を祈っているし、自分も武藤のように活躍できるようにしたい」と力強く語った。
2012年ACLでオーストラリアのブリスベン・ロアと対戦した東京に好印象を持っていたことが移籍の決め手の一つとなったという。バーンズは「少しずつクラブとしても成長している。代表もたくさんいるすばらしいクラブ。セカンドステージ優勝を目指して多くのゴールを奪いたい」と意気込みを口にした。