Cロナ レアル新体制に強い不満?
サッカーのスペイン1部、レアル・マドリードのFWクリスチアノ・ロナウドが、以前よりもチーム内での自身の“比重”が下がっている状況からベニテス新監督に対し不満を募らせているという。25日のスペイン紙マルカが報じた。
チームがここまで消化したプレシーズンマッチを含めた9試合のうち5戦で無得点に終わっていることがすべての出発点。昨季までのように得点を重ねることができない現状にレアルのエースはストレスを溜め込んでいるとされる。
さらに同紙は、ベニテス監督がMFベイルを重用、トップ下に据えることで攻撃陣の比重がベイルによりシフトしていることも少なからず影響しているとみている。ベイルとロナウドの“フィーリング”が今ひとつで相乗効果を生んでいないことから攻撃力が十分に発揮できていないとみる向きもある。
当初の構想では、ベイルを左サイドの位置に置く考えがあったもののロナウドが同位置でのプレーにこだわり実現しなかったという経緯もある。同時にロナウドを最前線のセンターフォワードに置く案もあったが、本人が拒否したため実現しなかった。
2選手の配置やコンビネーション、現状で控えに転落したという見方も出ているMFハメス・ロドリゲスの処遇など、レアルの最強スタメン構築への“パズル”はもうしばらく続きそうだ。