ハリル“お任せ選考”やめ自らチェック
日本サッカー協会は16日、バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が17日のJ1新潟-松本戦(デンカS)を視察すると発表した。指揮官が自ら希望したという初の新潟行き。両チームに代表選手は一人も所属しておらず、異例の視察先となるが、指揮官なりの理由があった。
ハリルホジッチ監督はこれまで、主力の代表メンバーを除いたバックアップメンバーの選出などは、40~50人の大枠の中から協会スタッフに一任していた。ただ、指揮官の意向と食い違いが生じたこともあるといい、今後はより多くの国内クラブを回り、自らの目で確かめて“ハリル・リスト”を作り上げる。
ハリルホジッチ監督は長身FWや左利きの必要性を訴えており、新潟には身長197センチのFW指宿、松本には左利きのU-22代表MF前田など指揮官好みの選手が在籍する。監督就任から7カ月が経過し、メンバーが固定化されつつあるハリル・ジャパンに、新風を吹き込む存在は現れるか。
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