ベンゼマ、同僚恐喝容疑で警察から尋問
サッカースペインリーグ、レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマが、フランス代表の同僚を強迫した疑いでフランス警察の取り調べを受けている。4日夜はパリ郊外の警察署の留置所で一夜を明かしたという。スペインのマルカ紙などが5日、伝えている。
記事によると、MFバルブエナ(リヨン所属)がフランス代表の合宿中、自身が写っている性的なビデオをインターネット上に公開されたくなければ15万ユーロ(約2000万円)を支払うよう匿名の電話があったと10月に告訴したことがきっかけ。パリ郊外にあるベルサイユの警察署でベンゼマの取り調べが行われ、5日も続く予定。
選手の弁護士によると、恐喝の首謀者とベンゼマの兄弟につながりがあり、「彼自身は落ち着いていて、もっと言えば問題のあるこの人物と縁を切ることができて喜んでいる」とベンゼマと事件の関与を否定するコメントを出している。
バルブエナへの恐喝事件については同じくフランス代表の元同僚、FWジブリル・シセが10月に警察の尋問を受けたが、無罪放免となっている。