U22遠藤所属チーム相手に弾みつける
来年のリオデジャネイロ五輪を目指すサッカーのU-22日本代表候補が合宿3日目の25日、神奈川県内でJ1湘南との練習試合(26日、Shonan BWMスタジアム平塚)に向けて調整を行った。主将のMF遠藤航(22)=湘南=は所属チームとの試合に「なかなかない機会なので楽しみ」と笑みを浮かべた。
湘南戦には日本代表ハリルホジッチ監督も視察に訪れる。今月のW杯アジア2次予選でA代表にも選出された22歳は「見に来てくれることはありがたい。僕だけじゃなく、U-22には良い選手がいることを示せれば」と意欲を燃やした。
17日のカンボジア戦はボランチで先発出場。引いた相手に対して守備的ボランチを2枚並べた指揮官の起用法もあり、特長を出せないまま前半で交代。「あれだけ引いた相手とのプレーはほとんど初めて。反省も多かった」と振り返った。
アグレッシブなサッカーを展開する湘南との対戦なら遠藤の持ち味が十分に生きる。「今はU-22に集中したい」とA代表への思いは封印した。ハリル監督に“ボランチ遠藤”の真の姿を見せ、最終予選へ弾みをつける。