レアルが今冬駆け込み大型補強

 規定に反した未成年選手の登録をしていたとして 国際サッカー連盟(FIFA)から選手補強禁止の処分が出されたスペイン1部リーグのレアル・マドリード(スペイン)が、1月の冬市場で大型補強に動くという。15日のスペインのアス紙が伝えている。

 同紙によると当初予定していた来季開幕用の選手獲得を前倒しで行うという。補強ポイントのセンターフォワードではポーランド代表FWレバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)が筆頭候補だったが、今月の引き抜きは見通しが厳しく断念せざるを得ない状況。そこで下部組織出身のFWモラタ(ユベントス)に絞って取り戻しを狙う。また中盤ではジダン監督がフランス代表MFポグバ(ユベントス)の補強を熱望しているという。

 今年夏以降はレンタル放出している8選手の復帰が唯一のチーム補強になる。同様の処分を受けたアトレチコ・マドリードは年明けからMFアウグスト、MFクラネビッテルという2選手を補強しており、レアルは同じ都市のチームの後手を踏んでいる格好。なおレアル、アトレチコともにFIFAの処分に異論を唱えており、処分撤回を求めて上訴する考えを示している。

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