U23室屋、左足甲骨折で全治3~4月
J1FC東京のU-23(23歳以下)日本代表DF室屋成(21)のけがは検査の結果、左足首ではなく左足甲の骨折で全治3~4カ月であることが14日、関係者の話で明らかになった。既にチームを離れ、今後は手術を受け、6月中旬の完全復活を目指してリハビリを行うという。
リオ五輪最終予選を兼ねたU-23アジア選手権(1月12~30日・カタール)優勝に貢献し、11日からスタートした宮崎県・都城キャンプからチームに本格合流した室屋だったが、その初日(12日)にまさかの負傷。同日午後に帰京し、13日に精密検査を受けたところ、左第五中足骨骨折が判明した。
2月27日に開幕するJ1第1ステージでの出場は絶望的で、ACL1次リーグと並行した強行軍を乗り切るためのチーム編成にも大きな影響を及ぼしそうだ。
U-23アジア選手権では準々決勝のイラン戦で右クロスから先制弾を演出するなど、全6試合のうち5試合に右サイドバックとして出場。6大会連続となる五輪出場権獲得の立役者の一人となった。同選手権終了後は明大サッカー部を退部し、FC東京とプロ契約を結んだ。
8日に明大で行われた入団会見では「代表で一緒に戦ってきた選手たちとJ1で早く対戦してみたい」と声を弾ませていただけに、本人のショックも計り知れない。