なでしこ大儀見「澤の10番」継承
サッカーの女子日本代表「なでしこジャパン」で、昨年現役を引退した澤穂希さんが長年にわたりつけてきた背番号10を、FW大儀見優季(28)=フランクフルト=が受け継ぐことが24日、関係者の話で分かった。
大儀見はこれまで主に17番をつけ、10番を背負った澤さんとともに2011年の女子W杯ドイツ大会優勝、12年ロンドン五輪銀メダルなどの栄光に輝いた。関係者によると1月、沖縄県石垣市内での代表候補合宿で佐々木則夫監督から打診され受諾したという。
神奈川県出身の大儀見はなでしこリーグの日テレで頭角を現し、10年から欧州でプレー。代表では澤さんの83点に次ぐ歴代2位の通算55得点を決めている。