主将宮間 代表引退に含み「今は…」
「サッカー女子・リオデジャネイロ五輪アジア最終予選、日本6-1ベトナム」(7日、キンチョウスタジアム)
3試合が行われ、日本代表「なでしこジャパン」の敗退が決定した。中国が韓国を1-0で下して勝ち点10とし、日本が五輪出場権を得られる2位以内に入る可能性が消えた。リオデジャネイロ五輪出場を逃したことで、なでしこの今後の目標は19年女子W杯フランス大会と自国開催の20年東京五輪となる。
03年から代表に名を連ね、国際Aマッチ出場161試合を誇る主将のMF宮間あや(31)は東京五輪を35歳で迎える。今後の代表との関わりについて、「もう1試合あるのでキャプテンとしての責任を果たしたい。その後のことは今は言うべきではない」と含みを持たせた。
ベトナム戦で主将を務めた29歳のDF岩清水は「選ばれる側なので、選ばれれば頑張りたい」と代表への意欲を示した。フル出場して後半35分にヘディングで得点も挙げた30歳のMF川澄は「これからもサッカー人生は続くので、これを糧にしていきたい」と話した。今後はベテラン選手の代表からの去就に注目が集まる。