神戸8強決めた 18歳中坂がプロ初弾
「ナビスコ杯1次リーグ、神戸4-0名古屋」(25日、ノエビアスタジアム神戸)
A組の神戸が名古屋を4-0で下して勝ち点を13とし、1試合を残して同組2位以内を確定、3年連続の準々決勝進出を決めた。湘南が甲府に0-1で敗れたため、試合のなかった大宮の05年以来の8強入りも決まった。
B組は前節首位の仙台が川崎に1-2で敗れ、横浜Mは新潟と引き分けた。全日程を終えた川崎が勝ち点8で首位。得失点差で仙台、横浜Mが続き、試合のない柏と新潟が同7の混戦となった。
4得点猛攻の口火を切った下部組織出身の18歳ルーキー、MF中坂勇哉だった。前半10分、素早い攻守の切り替えから好機が生まれた。中坂は右にできたスペースに果敢に走り込み、レアンドロのパスを受け取ると、飛び出してきたGKの頭上を抜く技ありシュート。プロ初ゴールに「決めるだけだった」と笑顔を見せた。